毎日、日焼け止めクリームを塗って徹底的に紫外線予防をしているはずなのに、気が付いたらポツポツとできてしまっているシミ。加齢だから仕方ないと諦めてしまう人も多いですが、正しいケアを行うことで解決することはできるのです。この原因は紫外線によって皮膚内で生育されたメラニンが色素沈着を起こすものであり、肌の防衛機能によって紫外線から肌を守っているのです。通常は肌のターンオーバーによって少しずつ消えていくのですが、何らかの要因によって肌のターンオーバーが乱れているとメラニンが肌にとどまってしまってシミを作ってしまうのです。
紫外線によってできたシミは美白成分が配合された化粧品を使用することでメラニンの育成を抑えることは可能ですが、あくまでも日焼けによるシミの予防が目的であるため完全に消すことは困難です。最も大切なのはできてしまう前に予防することです。大気汚染やストレスなどで肌にダメージを与えている方がほとんどなので、肌の奥にはメラニンが蓄積されていることを理解し、美白化粧水と保湿でしっかりとケアしていくことをお勧めします。肌が乾燥していると外部刺激を受けやすくなったり、肌の角質も厚くなってしまうのでターンオーバーが滞ります。
ターンオーバーを正常に戻すためにも週に1~2回のピーリングを行うことで表面の角質が取れるので、滞っていたターンオーバーも活発になりシミを予防することができます。肝斑などの特殊なものは治療法が違ってきますので、専門医に相談することをお勧めします。